トラックの新ISO方式とJIS方式の見分け方とナットの回転方向

トラックのホイールナットはJIS方式の右輪は右ネジ、左輪は左ネジ。新ISO方式は左右輪ともに右ネジです

今回はお問い合わせをいただくことが多いトラックのネジの方向について解説させていただきたいと思います
トラックに採用されているホイールおよびホイールナットには新ISO方式と呼ばれるものとJIS方式と呼ばれるものの2つがございます

■新ISOナットの特徴

新ISO方式は2009年排出ガス規制適合車以降の大型トラックに採用されておりワッシャー付きの平面座で2面幅が33mmとなっております

こちらのナットが採用されている車両は

左右輪ともに右ネジ(正ネジ)となりますので上記の画像のように運転席側、助手席側ともに時計回りでしまり、反時計回りでゆるみます。新ISO方式のリアはフロント同じナット(正ネジ)を使用しダブルタイヤ2本を1つのナットで共締めします

■JISナットの特徴

JIS方式は2009年排出ガス規制適合車より前の大型トラック、大部分の4トン以下の小型~中型トラックに採用されておりワッシャーはついておらず球面座で2面幅が41mm(車両によっては38mm、35mm)となっております。ちなみにJIS方式は完全に廃止されたわけではございません。2009年以降の大型トラックに関しましては廃止になりましたが大部分の4トン以下の小型~中型トラックでは今でもJIS方式が採用されています(2024/7/8現在)

こちらのナットが採用されている車両は

右輪は右ネジ(正ネジ)、左輪は左ネジ(逆ネジ)となりますので上記の画像のように運転席側は時計回りでしまり、反時計回りでゆるみます。それに対して助手席側は時計回りでゆるみ、反時計回りでしまります。JIS方式のリアは専用のインナーナット、アウターナットを使用しますがこちらも右輪は右ネジ(正ネジ)、左輪は左ネジ(逆ネジ)となります

タイヤ交換等でホイールナットを緩める際には上記の通りナットの形状を確認しネジを緩める方向を確認の上、作業を行ってください。方向を間違えるとナットが外れないだけでなく車体側ホイールボルトが伸びる等の不具合が発生するおそれがありますのでご注意ください。上記は一般的なトラックでの情報となります。一部特殊車両(ラフタークレーン)等ではJIS方式であっても左右輪ともに右ネジのケースがございます。特殊車両につきましては車両の取扱説明書をご確認ください

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